開運の神様、「葛原岡神社」
神奈川県鎌倉市の葛原岡神社です。開運の神様として日野俊基(ひのとしもと)卿をお祀りしています。上り坂を延々と歩くので体力を消耗しますが、森の中を抜けていくので、意外と短く感じられます。俊基公は鎌倉幕府の倒幕を計画した中心人物です。1332年6月3日に、鎌倉幕府の手によって葛原岡にて最期を迎えられました。鎌倉幕府はその1年後、1333年に滅亡しました。俊基卿の足跡を明治維新の先駆けとして明治天皇は深く追慕せられました。従三位を追贈されるとともに、明治20年には最期の地である葛原岡に俊基卿を御祭神とした神社を創建、宮内省の下賜金で御社殿を造営、鎮座祭が執り行われたそうです。平成22年には二宮尊徳邸内の楠木でつくられたと伝えられる大黒様(木造)の御霊を「男石」「女石」にお迎えして 「縁結び石」としてお祀りしています。ハート型の縁結び絵馬などが若者に人気があるそうです。