建築物/構造物 画像集

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ボッシュホール・都筑区民文化センター

横浜市都筑区に2025年3月16日に開館した「ボッシュホール」は、港北ニュータウン開発当初からの夢が実現した文化発信拠点です。約300席のホールを中心に、リハーサル室やギャラリーなどを備え、フルオーケストラも可能な本格的な舞台が特徴。最新の防音・防振設備や「歴史と未来の融合」をテーマにしたデザインが施され、地域との連携も重視されています。開館初日には地元出身のバイオリニスト、東亮汰さんのコンサートが予定されており、地域文化の象徴としてスタートを切ります。
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陸奥宗光別邸跡

神奈川県大磯町にある陸奥宗光別邸跡です。大隈重信別邸とあわせ、「明治記念大磯邸園」として整備されました。建物は海浜別荘らしい平面・設備を特徴とし、造作の質も極めて高く、昭和初期の屈指の近代和風建築として評価されています。2棟とも無料で見学できます。
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旧大隈重信別邸・旧古河別邸

2018年の「明治150年」関連事業の一つとして、神奈川県大磯町に整備された「明治記念大磯邸園」。昨年、旧大隈重信別邸がオープンしました。神代の間、富士の間などは当時の姿をとどめているそうです。お風呂とトイレを見ると将来的な宿泊利用も考えているのかな?と思いました。駅から少し歩きますが、無料で見学できます。平日に訪れると空いています。観光名所のような混雑もなくノンビリできます。おすすめスポットです。
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西谷浄水場

2025年2月22日に横浜市保土ケ谷区のオープンヘリテイジ「歴史まちあるき」が開催され、横浜市水道局の西谷浄水場も公開されました。西谷浄水場は現在、再整備中で、事業に伴い大正時代につくられた国登録有形文化財が移設されており、今回これら施設が見学できました。建造物(上屋)の内部に入ることができ、天井の小屋組を下から見ることもできました。動画の最後の方に出てくる建築物「水道記念館」は近代水道100周年を記念し、1987年(昭和62年)に開館しました。施設の老朽化などから2021年(令和3年)に全面閉館し、現在は現場事務所に使われているようです。
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旧長沢家住宅主屋・馬屋

横浜市都筑区にある長沢家住宅です。公園の一施設となっているため、自由に見学できますし、地域の人々に開放されているので、イベントなどに参加することもできます。建物は18世紀中頃に建てられた古民家で、横浜市に残されている民家の中でも古いものだそうです。横浜市の指定有形文化財に指定されています。因みに横浜市には、古民家を園内に復元し、周辺の環境と共にかつての屋敷構えの佇まいを再生している公園 (文化体験施設=古民家)のある公園)が8公園あり、その一つです。
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遠藤於菟の遺構(手水舎)が残る伊勢山皇大神宮

横浜市西区にある伊勢山皇大神宮です。あまり知られていないのですが、建築家・遠藤於菟の遺構が裏参道の手水舎として残されています。遠藤於菟は明治後期から昭和初期にかけて活躍し、横浜の馬車道付近では重要文化財の横浜正金銀行本店など彼の建築物を見ることができます。ことしの初詣も伊勢山皇大神宮に行ったのですが、手水舎は囲われて使用できなくなっていました。残念。
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横浜税関

横浜税関の歴史は、1859年の横浜開港に遡ります。初期には「神奈川運上所」と呼ばれ、1872年に「横浜税関」に改称されました。関東大震災により旧庁舎が倒壊した後、帝都復興事業の一環として1934年に再建されました。設計は大蔵省(現財務省)営繕管財局が担当しました。この税関は横浜港の発展とも密接に結びついており、新港地区の整備に伴い、1899年から1905年にかけての埋め立て工事や、1911年と1913年に建設された赤レンガ倉庫(正式名称は横浜税関新港埠頭倉庫)などがその一例です。建物は、優美な外観と独特の建築様式から「クイーンの塔」の愛称で親しまれ、神奈川県庁舎(キング)や横浜市開港記念会館(ジャック)とともに「横浜三塔」の一つに数えられています。現在は保存室となっている旧税関長室、旧税関長応接室、旧総務部長室、旧特別会議室は当時の姿を残しています。また旧税関長室はマッカーサー元帥が執務したと言われています。老朽化と狭隘化に伴い、2001ー2003年に行われた保存増築工事が行われ、7階のテラスなどが設けられました。設計は、香山・アプル設計JVが手がけています。この建物は年に数回、旧税関長室などが一般公開されます。
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アクティブシニアの応援家3

建築コンクールで、住宅部門の優秀賞を受賞しました。ウッドショックによって当初計画とは変わったようですが、建築家のこだわり、快適な居住空間を生み出す工夫、記憶の継承などが随所に見られ、楽しめました。1階のリビングルームに入ってきた太陽光を2階の天井まで呼び込めていることが動画を見ていただけるとわかると思います。老後を考えてコンパクトに移動距離を必要としない配置や収納も各所にちりばめられているのですが、この動画ではそこまで表現できませんでした。
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旧根岸競馬場一等観覧席

横浜市の貴重な歴史的建造物の一つ「旧根岸競馬場一等観覧席」です。いろいろと機会はありそうでしたが、残念ながら内部に入ったことは一度もありません。耐震性の問題があり、市役所の職員ですら、入ることが難しい建物になっているようです。ことし初めかな?活用に向けた動きが始まりそうな話を聞きましたので見てきました。たぶん外側から見たのは20年前かな?当時の記憶と比べても一層、廃墟感が増していました。建物の外側はカラスが群れをなし、吸血鬼の住む西洋の古城を思わせる雰囲気を漂わせていました。ただ、歴史的に意義深く、素晴らしいデザインだと改めて感じました。早く修復・改修作業が行われ、利活用によって人々が集まれるようになるといいですね!
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根岸森林公園トイレ「丘の小道」

横浜市の公共建築100周年記念事業の一つとして開催された「根岸森林公園トイレ設計コンペ」で最優秀賞を受賞したのが「丘の小道」です。受賞者は甘粕敦彦と張昊の2人がつくった提案で、12月8日には小中学生が参加した植栽ワークショップが開かれ、実際に建築物を見られると言うことでしたので取材しました。土壁のような壁は本当に現地の土を使っているようで、柱などの木材、鋼板の屋根工事を含め、上手く周囲の風景に融け込ませていました。子どもたちの植えた草花が大きくなれば一層、異物感を薄めることができると思います。建物はまもなく竣工を迎え、12月21日(土曜日)から使えるようになります。これに先立ち、17日(火曜日)午後3時から完成披露会と見学会が開かれます。