建築物/構造物 画像集

根岸森林公園トイレ「丘の小道」

横浜市の公共建築100周年記念事業の一つとして開催された「根岸森林公園トイレ設計コンペ」で最優秀賞を受賞したのが「丘の小道」です。受賞者は甘粕敦彦と張昊の2人がつくった提案で、12月8日には小中学生が参加した植栽ワークショップが開かれ、実際に建築物を見られると言うことでしたので取材しました。土壁のような壁は本当に現地の土を使っているようで、柱などの木材、鋼板の屋根工事を含め、上手く周囲の風景に融け込ませていました。子どもたちの植えた草花が大きくなれば一層、異物感を薄めることができると思います。建物はまもなく竣工を迎え、12月21日(土曜日)から使えるようになります。これに先立ち、17日(火曜日)午後3時から完成披露会と見学会が開かれます。
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厳島神社(横浜市中区)

JR横浜駅を抜けて神奈川県庁舎に向かう途中、海側に近いところに「弁天通」「弁天橋」があります。付近の住所にも弁天通〇丁目が使われます。しかし周囲に弁天様は見当たりませんので不思議に思っていました。ある時、関内駅の反対側を歩いていると厳島神社がありました。ビルの谷間にひっそりと佇んでおり、最初は弁天通と結びつけることは無かったのですが、境内に入り、「横濱弁財天」を発見しました。羽衣町の厳島神社の歴史を調べると、元町の厳島神社がわかり、また一つ横濱の歴史を学べました。
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神奈川県立音楽堂

「歴史を刻んで70年」のキャッチフレーズのもと、神奈川県立音楽堂は様々なイベントを展開しています。 前川圀男性設計した日本初の公立音楽専門ホールであり、ホールは「東洋一」の響き」と言われています。
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元町厳島神社

港町・横浜で、140年以上の歴史を持つ元町。クラシカルな洋館や老舗ショップが立ち並ぶショッピングモールが有名です。この、ひとつ通りを挟んだ裏側に「元町厳島神社」があります。元町の発展を支えてきた守護神で、4人の女神様が祀られており、商売繁盛、金運、子宝など御利益が受けられます。関東大震災や空襲など度重なる被害を受けましたが、そのたびに再建されてきました。現在は鉄筋コンクリートの頑丈な社殿になっています。
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神奈川県立近代美術館 葉山館

神奈川県葉山町に立地する神奈川県立近代美術館葉山館です。鎌倉八幡宮に1966年に建てられたあった、神奈川県立近代美術館(設計:坂倉準三)が建築の名作として有名でしたが、史跡の中という立地条件から改修が難しく、2016年3月31日をもって美術館としての活動を休止しました。現在は1984年7月に完成した鎌倉別館(設計:大高正人)と葉山館(設計:佐藤総合計画)の2館体制となっています。
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夜の横浜イルミネーション2024-25

11月1日から「夜の横浜イルミネーション2024-25」が始まりました。歴史的建造物や港の水際線でライトアップされているので撮影してきました。さらに、12月5日から30日にかけて日本最大級のイルミネーションイベント「夜にあらわれる光の横浜 〈ヨルノヨ2024〉」がスタートします。海の上のプロジェクトマッピングや山手イタリア山庭園キャンドルガーデン(12月21日)など都心臨海部でさまざまなイルミネーションが繰り広げられます。
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山口蓬春記念館

神奈川県葉山町に立地する山口蓬春(やまぐち・ほうしゅん)記念館です。増改築設計は近代数寄屋建築の大家の吉田五十八、記念館への改築設計は大江匡が担当しています。今回はツアーに参加し、普段見られない所まで見学できました。やはり細部まで見て説明を...
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「花の寺」「長谷観音」で有名な長谷寺

神奈川県鎌倉市の「長谷寺」です。訪日外国人観光客が数多く訪れ、観光名所として有名です。いつも混んでます。 見所の1つ目は花です。春の桜、初夏の牡丹など一年を通して花が咲き乱れる「鎌倉の西方極楽浄土」とも呼ばれます。特に梅雨ごろの紫陽花は圧巻と言えるほどです。 二つ目の見所は、十一面観音で、高さ10.18mは日本最大級の木造仏として知られています。 境内は起伏に富んでおり、高台からは相模湾も見通せるなど、高みから見下ろす景色は素晴らしいもので、自然と寺院の調和が見事です。
土建ちゃん

神奈川県と地域建設企業

1990年代から神奈川県や県内市町村に関わる中で、疑問に思うことが幾つかありました。その一つに「地元の建設企業数が少なすぎるのではないか」があります。神奈川県外の地方都市で仕事をする度にその思いを強くしました。あれから約30年が経ちました。神奈川県の人口は大阪府を抜いて2番目に、横浜のみなとみらい21地区、川崎の武蔵小杉などの大規模な開発も進み、土地利用の転換も進んでいるように見えます。私は既に第一線を退いており、詳細はわからなくなりましたが、こうした事業を担うはずの建設企業は潤い、地域の建設企業は増えたのでしょうか?
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横浜市認定歴史的建造物「中山恒三郎家」

横浜市都筑区川和町に位置する「中山恒三郎家」は、豊かな歴史と文化を持つ重要な歴史的建造物です。この家は江戸時代から酒類の販売、荒物雑貨、呉服織物の取り扱いを行い、明治時代には醤油醸造、タバコや塩の販売、製糸業など多様な事業で繁栄しました。第二次世界大戦前には、中山家の邸宅、書院、醤油工場、複数の蔵がありました。現在も残る建築物5棟はすべて、原則非公開です。明治時代の終わりには、1500種類の菊を栽培し、「川和の菊」として広く知られるようになりました。リール動画には含まれていないのですが、庭の築山には神社の「松林社」があります。一帯の敷地5千坪の中には、多くの神様を祭祀しており、周辺一帯の整備を完遂するにあたり、神々を合祀した本社を建立しました。天照皇大御神、宇迦之御魂大神(白笹稲荷大神・中山家主祭神)、奥村大神(伏見稲荷大社の末社)、大国主大神(事業繁栄の神)、八幡社大神(川和地区の氏神)、庚神大神(荒神も合祀)、白富士大明神(中山家の祖神)、宇迦龍蛇神(中山家の屋敷神)です。神社の左右には、御祭神として、雨忍穂耳大神・薬師如来、鬼子母神(安産と子どもの守り神)が祀られています。見学の時、諸味蔵は中に入れました。置かれているのは昔使われていた道具などで、懐かしい昭和の看板(ブラックオーシャン:お酒)などが見られ、所狭しと様々なものが置いてあります。骨董が趣味の方なら、一日いても飽きないかもしれません。